「助詞」力UPで女子力もUP‼

アナウンサーの職業病とでもいうのでしょうか…
とにかく人のしゃべりの癖が気になります。
学生の頃は先生の口癖、語尾の音が気になって気になって
そういう時って内容が頭に入ってこずイライラ!
今も状況は変わらず、というかもっとひどくて
ニュースの読みでちょっとでもアクセントが違うと
チャンネル変えちゃいます。
そして一番嫌なのが「助詞上げ読み」!
強調したいという思いが強いのか?なぜか助詞にプロミネンスをつける人増殖中です。
助詞とは、
“常にほかの後について使われる品詞。
前の語が他の語とどのような関係になるかを示したり、語句と語句を接続したり、
文が表す内容に一定の性質を付加したりする働きがある”(広辞苑より)
いわゆる「て・に・を・は」ね。
ここを強調されちゃうと、文章を聞いていても大切な部分がどこなのかわかりません…。
キー局アナウンサーでも多い多い…。
例えば「明日、東京では雨がパラつくでしょう。傘の出番がありそうです。」
さあ、どこを強調するのか。
助詞上げの人はこう読んじゃいます。
「明日、東京では時折雨がパラつくでしょう。傘の出番がありそうです。」
書いているだけでイライラしてきた> <
普通に読むとこう。
「明日、東京では時折雨がパラつくでしょう。傘の出番がありそうです。」
この癖、ついてしまうとやっかいです。
本人は強調している気持ちになっているし、伝えているつもりだから。
読みに節とか調子もついて、うまくなったような錯覚に陥っているかもしれません。
でも。本当に伝わっているでしょうか?
そういえばちょっと前は、〇〇がぁ~、〇〇でぇ~
なんて女子高生がを伸ばしていた時代もありましたね。
助詞はきちんと収めて、次の語につなげることこそ品のある品詞!
ステキ女子に一歩近づくってもんです!
ぜひ、自分の助詞を見直して上品に、女子力もUPしちゃいましょう。
レッスンではあなたの癖をすぐに見抜き、美しい読みに導きます。
そしてそれは確実に普段のしゃべりにもいい影響が。
ぜひ音読・朗読を暮らしの一部にしませんか?
声や読みのお悩みにもお答えしますのでぜひご連絡を♪